沿革

当院は昭和29年10月に医療法人岸会として設立登記をし、昭和30年2月に精神科、神経科、内科、小児科を標榜し、病床数50床の入院については、精神科単科病院として開設しました。
昭和36年から40年までの間に何回かの増床を行い、昭和40年12月には病床数も216床に増加、その後精神科における脳器質性疾患患者の増加傾向が予想されたことから昭和46年1月に別館病棟91床を増床し307床となり、さらに、昭和50年3月から3期に分けて、老朽化してきた病棟の新築と増床も兼ねて114床を増床し、421床となりました。
昭和56年4月より外来部門、管理部門、医局部門等の充実を図るため外来管理棟本館を新築し、合わせて全身用CT等の医療機器を導入しました。
平成4年4月、診断技術の向上を地域医療に貢献したいという考えのもとにMRIを導入し、さらに別館病棟に2床加え、許可病棟数は423床となりました。
平成10年3月、7病棟のうち2病棟を精神科療養病棟へ移行するなどの治療構造の変化から病棟数を16床減の407床とし、さらに療養環境の整備と病棟機能分化をすすめ、平成14年9月には西館病棟166床が竣工し、既存病棟を東館病棟として200床に縮小し、許可病棟数366床(6病棟)となりました。加えて平成14年6月には精神科デイケア施設も稼働し、その後、3階建ての東館病棟を立て替えて2階建てとした、新東館病棟が竣工、平成29年5月より総許可病棟数286床(5病棟)となり、現在に至っています。
「如何に地域社会に貢献できるか」そして何よりも「地域の人達に選ばれる病院になりうるか」をイメージし、現在、群馬県夜間休日救急医療システムの輪番制にも参加しております。各精神疾患に対応するだけでなく、合併症の管理に関しても、各専門医と連携のとれる診療体制をとり、東毛地区・桐生保険福祉事務所医療圏の精神医療の担い手となるべく努力しています。

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